現在、公共施設などを「指定管理者制度」を使って、民間に委託をして業務を遂行しています。これは、行政が、民間の活力を利用することで、市民サービスの向上、費用の削減などを狙ったものです。
現在、中央緑地や霞ケ浦緑地、楠緑地などの運動施設を、指定を受けて運営しているのは、四日市市体育協会。
平成26年度からどこの業者に指定するのか、事業内容や費用面を含め選定されたのが、「三幸株式会社」。現在管理運営をしている四日市市体育協会は次点になりました。(このページの「平成25年10月15日審査報告」のところ・PDF)
しかし、その選定後、様々な水面下の動きにより、もう一度選定委員会が開かれ、四日市市体育協会に決まったと発表がありました。(このページの「平成25年11月25日審査報告」のところ・PDF)
これによると、新しく選定された業者は、『四日市市体育協会との協力が得られないと後で文書が提出されたから、選定審査対象から外す』と書かれていますが、それに、その業者は、ホームページ上で「悪意が感じられる」と真っ向から批判し、四日市市教育委員会に申し立てを行い、それに回答がない場合は、法的手段に出る可能性を示唆しています(ホームページ・PDF)。
<<このPDFが、ホームページ上から消えました。なにかあった!?>>
2年前、平成24年度から指定管理者として行う予定だった、四日市市少年自然の家では、4月の運営が始まる1週間前に議会で否決されて運営できなくなった(1年間、市の直営で行った)という、前代未聞、日本中探してもあり得ない失態がありました。
現在も、四日市市議会の中で同じような状況に陥っている施設もあるようです(PDF)。
四日市市民全体にとって、何がプラスになるのかを考えるのが行政で、それをチェックするのが議会のはず。一部の私利私欲、利益のために行うものではないのに、どんどんそんな話が聞こえてきます。本当の民主主義になっているのでしょうか。
大矢知中学校問題や、三浜小スクールバス問題、公害資料館問題、内部・八王子線存続問題などなど、数えきれない問題が、うずまいています。
議会(議員)の意味、市長の役割、それぞれ考え直さないといけないのではないでしょうか。
議会・委員会は、インターネット中継され、録画されています。それをよく聞いていると、情けなく感じるところも多々あります。もちろん、市民のために頑張っていらっしゃる議員の方々もたくさんいらっしゃいます。だからこそそうじゃない人もよく見えてきます。本当に自分の足で情報を集め、市民のために頑張ってもらっているのでしょうか。
そして、今後、四日市は大丈夫でしょうか。
■インターネット中継
産業生活常任委員会(12月11日)その3
教育民生常任委員会
2013年12月14日
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